塩のはなし
塩の効能というのはいろいろあります。
清める(神社や、相撲の土俵にまくなど)というのもそうで、
料理の役割として、殺菌、防腐効果というのも
期待して使われています。
料理の上達には塩をうまく使いこなすのも
ポイントです。
家でそろえておきたい種類は
- 粗塩(ぼたっと重い塩)
- 食塩(さらっとした焼き塩など)
の2つです。
あと、天ぷらをおいしく食べたい塩、
サラダなどに使う、海外の岩塩など
好みに応じてそろえておくと、それだけで
ゆでた野菜もおいしくなろうというものです。
粗塩について、必要?と思うかもしれませんが。
粗塩というのは、海水をそのまま窯で炊いたもので
ミネラルを含むため、魚に塩をふったり、
ゆでるときにはこちらの方がおいしいです。
たくさん使わない場合は小さい袋などを
購入しましょう。 保存は常温でOKです。
粗塩を焼き塩などで代用する場合は塩は控えめに。
粗塩には水分の重さが入っているからです。
たくさん種類をみかけますが、
沖縄の「ぬちまーす」は甘みのような味が
とてもおいしいですし、
フランスのゲランドや、カマルグ、
ドイツのアルペンザルツ
イタリアの岩塩など
いろんなものを機会があれば
使ってみましょう。
産地が変われば、ミネラルの味が変わります。
塩を使い分けるだけで、料理の味が変わるのを
実感できると思います。