さつまいも
出回る時期
夏の終わりころ~冬まで(年中いますが、貯蔵の分も多いです)
栄養について
食物繊維も多く、加熱に強いビタミンC、カロテンなどを含みます。
種類
関西で昔から人気があるのが「鳴門金時」です。
産地が徳島なので多く流通していたことも理由だと思いますが、
程よい甘さで、ホクっとしており、料理に向くというのも一つです。
近年は安納芋、紅あずま、シルクスイートのような
ねっとり濃厚な甘さのものも好まれています。
選び方
まず皮がきれいなこと(傷んでいないかなど)を確認。
ずっしりと重いこと。
切り口があまり汚くないものなどを選びましょう。
加熱について
焼きいもがなぜ甘いのかという理由と同じですが、
でんぷんはゆっくり時間をかけて加熱をしないと甘みが出る状態
まで変化しません。
といった理由から、焼きいもや蒸し芋の方がレンジで簡単に
短時間で加熱をした時よりも甘くなるのです。
レモン煮にのような煮物にするのは、新物で甘みがあまり強くない
からこそ、そういう料理に向くとも言えます。
カレー風味にするとか、スパイスを活かして
甘さとのバランスをとることも一つのアイデアです。
切ると変色しやすいので、酢水に10分さらすのをお忘れなく。
丸ごと焼く、蒸すのもおすすめです。
保存について
冷たいところを嫌うので、冷蔵庫に入れるなら新聞紙など
でくるんで冷風を避けることができる状態にしてあげましょう。
買ったらおいしいうちに食べてあげてくださいね。